映画『めがね』を見ました

去年の秋に『プール』見に行ったとき、
すごいゆったりした時間が流れる空間に
「ああ、いいな〜こういう空気感大好き。」って思ったけど
実際ゆったりした時間の中にいて（現在ニート）、こういう映画見ると、
むしろ「これでほんとにいいのか？」「なんかやるべきことあるんじゃないのか？」って思ってしまった。
見た後の気持ち的にはあんまりいい感触ではなかったなぁ。

謎な部分が多くて。
サクラさんて何者なのか
なんでかき氷作りに来てるのか
タエコは何の先生なのか
何があって島に来たのか
なんでタイトルがめがねなのか
なんでみんなめがねかけてるのか…

「たそがれ」の場所だから
何かに理由を求めないところがいいところなのかもだけど
毎日たそがれることってそこまでいいものなのか？？
そこに来た人に「たそがれ」を強要するっぽい空気もあってなんかな〜と思っちゃった。

タエコとハルナのちょっと折りがあわない感じも、
結局変な空気のまま終わった気がするし。。

たぶん、もともとそこにいる人たちは今までいろいろと何かあったからここに集まって来たんだろうなって思ったけど、単純に島の「たそがれ」感だけアピールされたような感覚。

美しい風景の映像を見たなぁ、くらいの印象しか残ってなくて…
私は、もっと人間の内面に切り込む映画の方がいいなぁ。と思った。

まぁ、とりあえず加瀬亮の雰囲気はやっぱりいいなーと。

でもレンタルで良かったなぁと思った（買っちゃった…）

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